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ロジカルシンキングの大切さはいまさらという感じかもしれませんが、
ロジカルシンキングを学ぶ上で見落とされていることがあると感じています。

それはロジカルシンキングの基礎は「言葉」だということです。

■ロジカルシンキングは言葉だ

ロジカルシンキングというと考えや議論などを進めていく道筋、
いわゆる思考や論証の組み立てだと思われています。

もちろんそうなのですが、いくら道筋がしっかりしていても、道筋を構成する個々のパーツである
「言葉」がめちゃめちゃでは、相手には伝わりません。

私の経験では、「ロジカルにしているつもりなのに、なぜ伝わらないのか?」と思っていいる人は
言葉の使い方に問題がある場合が多いです。

たとえば「営業戦略の再構築が必要です」という結論を言った人がいたとします。

しかし、この結論は、実は何も表しておらず結論になっていません。

「それで?再構築って何?」とツッコミが入るからです。

■ロジカルになりたければ、あいまいな言葉を使わない

仕事の場面で、「この人しっかりしているな」という印象、ロジカルっぽく見せたければ
あいまいな言葉を使わないようにするのが良いです。

「すぐに対応します」
「成果を出せるように頑張ります」

このような言葉を使うのはNGです。

「来週の火曜日までに対応します」
「訪問数を倍に増やして、売上目標の10%増しを達成できるように頑張ります」

といった方が、相手には伝わります。

■言葉とは線を引くこと

言葉とは頭の中のイメージに線を引くことです。

「頭がジンジンする」と「後頭部がジンジンする」では、相手に伝わるメッセージは変わってきます。
前者は「大丈夫?少し休んだら」程度ですが、後者は「それは大変だ、病院行ったほうがいいよ」ということになります。

そして、この境界線をどに引くかというのがマーケターの腕の見せ所だと思います。

例えば、優良顧客といっても「過去1年間の売上高」で見るのか、「過去5年間の売上高」で見るのかで
内容を変わってきます。

何を軸にして境界線を引いていくかということに答えはありませんが、さまざな軸で物事を
分解して整理できるようになることがマーケターにとっては大切だと思っています。

そのためには、語彙力を高めることが大切であり、日頃から言葉にこだわって仕事をしていくことが
遠回りのようで近道なんだと思います。